putting into practice #1

5月29日に日付が変わったころある本を読んでいました。

「100%好かれ…」という自己啓発本。
人への気づかいが少し重荷になってきていた最近、相手に対しても押し付けがましかったり、ただの自己満足だったら嫌だな、と思うようになり、少し鈍感な自分を作っていました。

人への気づかいが「只のカタチ」になっていて、そこに「思いやり」が消えていることを教えてくれた本でした。

心で感じた一言をそのまま相手に伝える

これだけで十分なんですね。
心が温かくなったことに感謝の気持ちを伝えることだけで、win win なのです。

様々なエピソードに微笑んだり、強く感動して涙が止まらなかったりしました。




その後、手塚治虫さんの「ブッダ」を2巻読みました。
何年も前から読みたいと思っていたのに機会がなく、今回は一週間無料キャンペーンという形で出会えました。
まだまだ序盤でしたが、いきなり容赦無い仏道の裁きに思わず身構えてしまいました。

久しぶりに感動を覚えた夜、眠りにつきました。


午前4時半
腹部の激痛で目覚め、お手洗いへ駆け込み、ダラダラ流れる汗とともに「いつもと違う」と直感しました。

ルームメイトに救急車を呼んでくれるように伝え、何度かお手洗いへ入り、意識が朦朧としてきました。

約25年前と全く同じ。
十二指腸潰瘍で緊急入院したときと同じでした。激痛、黒色便。

腹をくくって、お薬手帳と保険証、免許証、病院の診察券を何枚か用意しました。微かな救急車の音を耳にすると、安心感からか、更に意識にもやがかかり始めました。

ワンコたちが余りにも騒がしいので、一人で救急車に乗るからワンコのことをお願いすると伝えて、完全にブラックアウトしました。